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母なる大地への祈り
わたしは体が冷たくて、固くて、繋がらなくて、痛くて、まっくらな世界を感じていた
ひとり違うところにいるような、体を感じられなくて、大地も感じられなくて、つめたくてどこにも繋がらない
そして、ただ、祈りの声が、太く低く出ていた
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自分の足で立つ
1人ではなくみんなの中で
でも自分の足でしっかりと立つ
わたしの空気を守りながら
安心してみんなと生きる
だいすきに自信喪失
だいすきに自信喪失
だいすきな人が、だいすきに自信喪失してるって言ってた
オーマイガーと思った
愛し愛され愛のかたまりの人がだいすきに自信喪失する
オーマイガーだ。
こんなにだいすきなのだから。
みんなみんな。
だいすきなのだから。
しばらくしてあーこれまでずっと私もだいすきに自信喪失で生きてきてたんだって思った。
こわくなって
不安で
守って
小さくなって
かたくなった
後ろを向いた
でも
だいすきを巡らせたい
だいすきに自信満々になりたい
からだいっぱいに全部受け取って
あふれるままに全部渡したい
それができたら、とてもしあわせだなぁ。
だからそれをする。
そう決めた。
自信満々じゃなくたって、だいすきはかわらない
うまくできないかもしれないけど、コツコツとそれをしようと思う。
めぐれめぐれ
心臓さんよ。
わたしは男女問わず、だいすきな人と話すときドキドキしてしまう
みんなもそうかもしれないけど
ドキドキして、普通に話せなくなる
相手の声色を気にしてしまって
頭が真っ白になって
うまく話せない
嫌われたくないとか、どこかで思ってて
嫌われる前提になっちゃって、
安心して話せない
相手がわたしを大切に思ってくれていても
わたしがこんなんだから
近づいてくれても近づけない
それが嫌で嫌で嫌で
ビクビクするのが嫌でしかたなかった
ふつうにコミュニケーションとりたい
あっけらかんとコミュニケーションとりたい
こんな自分がいやだった
でも、それはだいすきな証拠だから
怖いのはだいすきな証拠
イヤイヤ言う前に、だいすきな証拠だからってことをひとまず受け入れようと思う
そして、少しずつ落ち着いて
素直にそこにいること
目をそらさないで逃げないで
素直に愛を表現することをしよう
夜の空気
今、月を見てる
白い息がでるけど
とてもきもちがいい
手がしんしん寒いけど、心はあったかい
ぐるぐるとあてもなく、
行き場もなくよどんでた体の中に
冷たい空気と
友だちの優しい何かがはいって来た
走った!走りたくなった
きもちがいい
うん、体がよろこんだ
でもクロックスは走りにくい
笑う
よし、帰ってお風呂に入って寝よう
ひとつずつ
目の前のひとつひとつに
感謝をすること
おやすみなさい
目を開け、目を瞑れ
自分を見つめようと躍起になって
仲良くなろうと目をパチクリ開けて
わたしはなにものなんだろうって
見つめた先の
見つめているつもりのそれは、きっと湖に映るわたしで
一生懸命見つめても、ゆらゆらと儚くて
いつまでたっても掴めない
それはわたしなのだけど
わたしではなくて
風が吹けば波立ってすぐに揺らいでしまう危うい姿
本当の私は揺るがずに確実にここにあるのだけど
自分のことは自分でよく見れない
見えない
けどある。
どうやれば見えないものを信じれるのかな
揺るがないでいられるのかな
信じたくて、信じてみたくて
こうしているんだな
目先の目的地みたいなものを無理やり決めたくなるのをやめようと思う
本当に大切なものは
目に見えない
でも、ある。
目に見えない
大切なものを信じる強さがほしい。