題名はない。きょうのつぶやき

いま毎日がよく見えます。少し離れて近くをみていると、愛おしくて時々泣けます。

温めたこたつ、光る川、橋の上でスクワットするおじいさん、スズメたち、走り出すこども、ハザードランプのありがと、ハートマーク、横並びで食べるごはん、めまい、太陽のふとん、歌ってる対向車の人、いつもと切り方が違うアボカド。間の抜けたお誘い。買いすぎたプリン。靴の上に置かれた白菜。

なんだ、書いたのは次々と今日のこと。とても近くのこと。知らない人や知ってる人の何気ない眼差し。自然のうつろい。温度。間抜けな出来事。いっぱい。やっと受け取れているのかな。守られてる、と都合よく受け取って勝手にうれしくなるしあわせもの。

これまで理解できなかった苦手な人をどこか(少し)可愛いと思うようになったこと。

目線をやらなければ見ることも知ることもなかっただろう一瞬の美しい景色が、そこらじゅうにあるんだって気がついたこと。

そんな変化が、どこかうれしい。

人間関係には相変わらずビクついたりするけれど、昔よりは肝も座ってきたんだ。揺れても折れず、しなやかに曲線を描いてふわりとここに戻ってくるんだよ。

目の前にあるものと心の中に映るものを、大切にしたい。