12月の小走りと黒いスニーカー

そういえば、12月の初めに母娘旅しました。

その時に、海沿いで青空マーケットみたいなのをやっていて、コーヒーを飲むついでに立ち寄り、スニーカーを買いました。 いくつもスニーカーが並んでいて、気になるのを見つけては次々に履かせてもらって楽しい寄り道。 気に入ったのはサイズがなく、消去法で決めたのは黒いスニーカー。気に入った特別な一点なわけじゃないし靴を目当てに来たわけじゃないんだから買わなくてもいいのに、なぜか買ってしまったよ。 きっとこれはここが普通の店ぽじゃなくて、青空マーケットだからで、そうつまりきっと青空のせいなのです。 靴は、ばんびろなわたしの足でも窮屈じゃなくて、底と足の裏とがフィットしてとても履きやすいものでした。 履きやすさでスニーカーを買うのは久しぶりで、まぁまぁ嬉いきもち。 もう人もまばらな夕暮れ時で、他の店がたたみ始めている中、気づくと誰もいなかったこのスニーカー屋さんが人でいっぱいになっていました。 私たち、いい仕事したのね。冬のさくらだねぇ。あはは。

車での旅は、荷物に躊躇しないから予想外のものを買ってしまう。このたび1つ目はスニーカー。

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新年におろそうと思ってたけど、実はもう履いています。うむ、スニーカーは毎日にちょうどよい。

そう、きょう、昼休みに急いでいてひろい駐車場をダーーーっと走ってハッとしました。 なに、楽しい!ってなりました。 ただ、今日の体が軽いのか、冷たい風がきもちいからかよくわからないけど、走るのが気持ちよくて驚いたのです。最近走ってなかったなぁ。と。 ほんの100メートルほど小走りしただけ。その数秒の間に顔に当たる風が冷たくて、体は温かくてこの感じ懐かしくて体が喜んでる、いいぐあい。 調子に乗って帰りも無意味に車まで走ってみたら、やっぱり体が軽かった。夜風がつめたーい。

帰ってからひと息ついて、走るのきもちよかったなぁと振り返っていて。もしや、あの靴のせいなの?と、特別のお気に入りというわけではなかったあの黒いスニーカーのことを見直してるっていう話。

そういえばこの一年、運動という運動も、パッタリやめました。極端ね。

来年は小走りに力を入れようと思います。ぬくいコタツからの誓い。

おしまい。