風の強い夜に

ココロ

お天気でいうと曇り。

 
 
そんな今日だった。
 
雨は過ぎたかな、という曇り。
 
このところ、
ココロがどうしようも波立って
生活もごはんも
大切にできなくて
 
それもそれだと
そのまま低迷してて
 
なんか泣いたり
なんか暴食したり
寝なかったり
寝すぎたり
 
 
そんな日々を過ごして
 
 
投稿できないままの
心の叫びみたいな
暗い暗い声を下書きにたくさん溜め込んでた
 
そんな中でも日々喜びはあって
ゆらゆらと過ごしてた
 
 
今夜は風がすごく吹いて
家がボーボー唸ってるよ
 
わたしはきのうより
少し冷静
 
 
ほんの少し前はしばらくとても穏やかだったから
最近の自分、この落差に戸惑ったけど
 
 
動いたり動かなかったり
 
いろいろしたりしなかったりしてみる中で
 
こんなときに私が落ち着くのは
単純にお腹を満たすときと
声を出すとき
電気をつけないお風呂タイム
あとは、なんにもないひとりのじかん
変なことするじかん。いいことじゃないこと。
 
お腹を満たすのは、暴飲暴食になったりしちゃった。しばらく料理はしなかった。
 
声を出すのは、車の中で、いろんな声を出したり大きな声や、好きな歌を歌ったりしてる。
 
楽しくなって遠回りしたり
足をお行儀悪く立てたりして伸ばしたり曲げたりしながら行くあてもなく運転してく、ドライブがすき。
 
お風呂中はずっと目を閉じててたぶん。
暗いから
開けてるか閉じてるかは意識すらしない
あたまからっぽの感じがいい。
 
 
そうだ、と思い立ってみたり
いやだ、と閉じこもってみたり
いろいろだった。
 
 
ココロの低迷とは裏腹に
お肌の調子がいいのがおもしろかった。
 
寝てないし、お菓子をたくさん食べたのにね。
 
 
どんどん移り変わっていってるから
今の感覚が全てではないのだけど
こうやって言葉にするのだから
一通り巡って。
 
今はとりあえず
じぶんも自然なんだな、という感じ。
 
 
ただ
暗い雲が広がって
雨が降って
大地を濡らし
風が吹いて
雲が流れて
雨が上がる
 
虹がでたり
曇り空や青い空が光って
 
また次の天気はわからない
 
 
誰が悪いとか何がダメとかイイとかじゃなくて
 
 
ただ雨が降ってきたら
あ、雨だ、と思って
傘をさしたり
お家でやすんだり
畑がよろこんでるね、と思ったり
 
雲いっぱいに映る赤い夕焼けをながめたりして、
ただ移ろいでいく中の
ひとつの場面なのかな。と。
 
人のなかのそれも。
 
 
 
晴れがいいと決めつけそうになるけど
そうでもない。
 
私の心も晴れがいいと決めつけそうになるけど
そうでもない。
 
曇った空が
夕焼けの赤をきれいにうつせたりするように
 
いつも見えない景色が見えたりするんだね。
 
落ち込むのが心地よかったりも
するもの。
 
 
ずーっと同じじゃなくて
いいんだね。
 
いつも違ってて、いいんだね。
 
 
 
 
書いてて思った。
 
今回、雨なのに、雨じゃないとか、晴れてる晴れてると、思い込もうとしなかった。
 
 
 
わたし、わたしの雨を
 
ただ降らせることが
できたのかもしれないね。