月のきれいな夜
月のきれいな夜のこと。
焚き火と月明かりに照らされて
こっそり光るみどり
喜ぶ夜のしずく
きらきら
遠くの空のしろい薄雲と
焚き火の煙
私の口からもくもく出てくるしろい息
ふーっと吹いたら
どれがどれだかわからなくなって
みんなひろがった
音と一緒にひろがった
星と月とまるい空
音に包まれる楽しい秋の、静かな夜
なんて、いい夜。
私はここにいて
いまを感じてる
安心している、と
嬉しくなる
なんて、いい夜。
寒くなったら焚き火を見つめる
うごく火の色 強い温度
丸太が白く光って、すみになっていく
そこにあみだくじの線がでた
たどって戻って遊んでいるうちに
ほっぺはもうまっかっか
流れ星が落っこちて
星くず火の粉がキラキラとんだ
周りをみると
いろんな音があって
いろんな声があって
いろんな歌があって
いろんな人がいて
小さい人も大きい人も
だいすきな人も知らない人も
星空の下
寒さを分け合って
くっついて
誰かの声を聞いてる
ここに集まった優しい輪
そこはとても暖かい
特別ではなく、特別に。
しあわせな夜
■
正解はない
生き方にふれたい
想いにふれたい
話をしたい
話を聞きたい
だからここで学びたい
好きな人とをもっと好きになること
近くで自分でいること
オープンできてなくてもでもそれでもそばにいたいを叶えること
甘えること
こわいままでも触れること
しだいに
氷が溶けていくこと
愛ってなんだ
愛することはぶつからないことと思っていた
きれいごとの世界。
今わかる。
愛し合うことは
自分であること。
相手が相手であり、自分が自分であることを
大切にすること
それをすることは、めんどうな日常のささいなことにも向き合う機会があるということ
小さないざこざを
繰り返して
それでも、自分と相手のそれを
知ること伝えること
ぶつかり合ったり傷つけあったりすることもある
でもそれは愛し合ってるということ
なのかもしれない。
愛し合うとは、きれいごとじゃなく
めんどくさく
日常で
ごちゃまぜで
くそったれで
せいせいで
あきれてしまう
でもとても愛おしい人間のかたち
こわれることもひとつのかたち
生み出すこともひとつのかたち
めんどくさい営みは、とんでもない創造のかたち
それでもそれでも一緒にいる
人間と人間の
すきというきれいなきもち
知ってほしくてもっと知りたいという
きれいなきもち
壊れるかもしれない恐怖を乗り越えてまで
それでも自分でいる
愛のかたち
呼吸
呼吸すること
外と中を繋げる
体に巡る
入れて、出す
ココロの空間
流れていく思考
めぐる めぐる
夏のおまけ
夏休みは、夏が終わってお仕事がほっとしてから取ることが多いので、いつも旅行やお出かけは9月になるのだけど
今年は計画を立てるというより、ふいなお声かけをいただくことが多く、8月はじめからとても楽しいお出かけが続きました。
9月に入ってからもとどまらず、
なんと、9月の8.9日には、友人の新婚夫婦とそのお義母さま、そして私(はい。全くもって他人)
4人で一泊二日の旅行に行くことになりました。
おもしろい、というか
?なメンバー。
なぜかまさかの家族旅行に赤の他人が誘われ、戸惑いながらもお誘いいただいた嬉しさと、面白シチュエーションへの好奇心が勝り、ご一緒することになったのです。
一人旅が多いので、いつも気ままにフラフラするのだけど、今回はついていくので全部おまかせ。
それもとても、おもしろい体験だった。
ひとりや、親友との旅とは一味違う
年齢性別血のつながりバラバラ、でも家族ならではの時間。
そんな宝物を共有させてもらえて、とてもとてもうれしかったです。
その中にいながら少し離れて、家族というものに触れ、男の人、母親、姑、嫁、息子、妻、旦那、いろーんな思いを知る、わたしにとってはとても必要な時間だったようなきがします。
いろんな夫婦、家族にもっとふれてみよう。
そんな風に思った、わたしを記録。
私のデコボコ。
みんなのデコボコ。
続いていく、家族のめんどくささと愛おしさ。
少しずつ、ここの温度がかわってくのかな。
家族旅行に連れてってもらえるなんて、ありがたい、そんな存在で付き合える人たちがいる、それが何よりうれしいです。
ありがとう。
わたしは、幸せものだなぁ。