雨が降り出した夜に
地球に生まれた時点で
もうそれだけで
確実に
わたしはひとりじゃなくて
自然もみんなもいろんな形で
芽を出す力となってくれているんだ
ともに生きてるんだ
愛はそこらじゅういっぱいあるんだ
芽を出すか出さないかは
それに気づくか気づかないか
そして、自分が自分の生きる力を信じるか
種が芽を出すには
種だけじゃできない。
土 太陽 水 虫 風 いろんなものと繋がって
力を借りて
やっと芽を出せる
でも、それがあるのに
気づかないでいたら、芽は出ないんだ
どんなに恵まれていても、受け取らなきゃ芽は出ない
与えられる量じゃなくて、受けとる量。
日陰でも、コンクリートでも、少しの恵みでも存分に受けとって、自分の力を出し切って、たくましく生きるものもある。
でももし、たくさんのめぐみを受けとっても、自分の力を信じれなければ
芽は出せないんだ
最後は自分の生きるちから、育つ力。
固く守られた殻を破って
丸裸で
柔らかい
ひ弱な芽を出す
それには自分を信じる勇気と
ここにいるのはひとりだけでない、
まわりにいてくれるたくさんの愛に気づいて
受けとっていくこと、
それが不可欠なんだなぁ。
そして、それが、
とてもこわいんだなぁ。
こわい。
こわいこわいで殻の中にいたのだけど、
誰かが土をつけて
おはようって言うんだもん。
とてもすてきな音がするんだもん。
芽を覚ましたい。。みたい。
☆☆☆
夜になって
雨が降り出した
めぐみの雨
明日の朝は冷えるらしい。
優しくて厳しい世界、そこできみはどう生きる?
落ち葉がなくてお布団が少なかったかなと、ほうれん草の種が気になり
霜が降りるといけないと、ダンボールをかぶせにいった。
これが、種たちにとっていいことか悪いことかわからない。
育つものは育ち、そのままのはそのまま。
きっと、それだけ。
それでいい。
心配したくなる。
でも
種を信じるだけ。
ねぇ、こういうことなのかな。
神さまも、こんな気持ちなのかな。
なんて。
ね。
おやすみなさい☆