1/60兆

色んなひとがいる。


色んなひとがいていい。


みんな違ってみんないい。


そういうのって、わかってるつもりでいたけど全く分かっていなかった。

今もわかってないと思う。


"自分が受け入れられる範囲の中で"

という条件付きで、わかったつもりでいたのだなぁ。



本当に色んなひとがいる。


おもしろいことであるが、

とんでもなくめんどくさく。



自分の器のちっぽけさを

痛感ね。






そう言えば、人には60兆個の細胞があって

それは地球上に住む人間の数と同じ、と聞いた。


私の一つ一つの細胞は、世界の一人ひとり

みたいな、話を聞いた。


なんだか、その考え方が面白くて


死んでは生まれる細胞たち。

長い付き合いの細胞たち。

おいたをする細胞たち。

人それぞれにある体の弱い部分や強い部分。

それぞれ役割を果たして

60兆みーんなでひとつでひとりの人間。



目の前を通り過ぎるあのおじさん。

だいっ嫌いなあの人。大好きな人。

今日生まれた赤ちゃん、死んでいく人。

知らない国のスターも、ただの私も。

それぞれ役割果たして

60兆みーんなで地球は回ってる。



ほほう。

では理解できないあの人も

みんな私の中の一つなんかなぁ?


と思ったら、なんか確かに。みたいな気持ち。


だって、爪の細胞の気持ちは

唇の細胞にはわかりゃしないもの。


でも、どっちも大切だ。

むしろ、爪と唇は近いのかもしれない。


赤血球と耳たぶはきっと分かり合えないだろう。

でもどっちも大切だ。


ちょっとむずむず面白い。

1/60兆。



母親に話したら

はぃ??

と、また変なこと言いだしたぞ。と言う雰囲気で笑ってたけど


そんなあなたも私の1/60兆

私もあなたの1/60兆


(笑)




あれ、なんの話だっけ。


そうそう、色んな人がいて

色んな自分がいて、

それを理解するってとんでも難しい。


でも受け入れちゃえば

あたりまえのことだったりするのかもね。


みんなそれぞれ、いいやってこと。


だっけ?