らせん階段

くるくると

行って戻って

もやもやこ。

 

 

なんだかんだと傷ついて傷つけて

たくさんの時間が過ぎて

 

大きくて、もう消えないよと思っていた傷は、

消えなくても形は変わることを知った。

 

日の当たっている自分の正面しか知らずにいたけど、

もう片方のウラ側の部分も自分であることを知った。

 

そしたら、そのもう片側の自分が溢れてきて、嫌がってみたけれど、

ずっとついてきて、くるしい。のが本音。

かっこつけて、そんな自分も受け入れたとか結構すきとかいいたいけど、

まだ言えない。

 

 全部自分ってわかっちゃいるけど、仲良くしたいけど、

まだ、むずかしいみたい。

頭と心のむじゅん。

 

仲良くなりきれないで、

見て見ぬフリしちゃうけど、

今は知ってる。みんなそうだって。

 

今は前よりずっと、人の不完全さがわかる。

人のやさしさも、弱さも

目に見えるものの不確かさと、目に見えないものの曖昧さも

思い込みの自由さも。

 

 でも、まだ自分のことががわからなくて苦しい。

 

夢をみては、かき消して

身動きがとれない。

 

たやすく周りに流されないくせに、

自分を貫き通せない。弱さ。

 

ぜんぶ自分。

 

頭でっかちで

思い通りにならないと、投げ出したくなったり

自分を認められなかったり

だれかを好きになると、誰かと本気で向き合おうとすると

仲良くなったと思っていた自分の裏側を、また嫌いになっちゃって、仲良くできない。

 

そんな じぶん。

 

 

 

でも。

こんなじぶんとつきあっていくのだ。

いつか、わかりあえるのかしら。 

 

いまのしあわせ、これからのしあわせ。

自分できめること。

今までのことは、すり減らして来たんじゃなくて、磨いてきたってことにして。

 丸をくれよう。

 

手放したものも

余分に纏ってしまったものも、みんな。

 

少しずつ弱くなって 強くなって また弱くなる

くるくるまわって

今に至ります。

 

 目が回りそう。

うん、らせん階段と信じよう。

 

 

雲の上まで いくんだよ~。

 

 

寝違えて、首が痛い夜のひとりごと。

今日は三日月がきれいだった。