再会に思うこと

過去も未来もただの幻想かぁ。

 

 

ほんとうにそうかもって思う。

 

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先日、たった半年だけど、長野の山奥で共に過ごした知人と5.6年ぶりに再会した。

 

会うまでは少し緊張してた。

年賀状のお返事もしてないし、失礼極まりないずっと音信不通なわたしだ。

 

あのころ、顔で笑っていても、本当は自分の殻に閉じこもって劣等感でいっぱいだった半年だったから、自分が苦しかった。

わたしのことなんてみんな覚えちゃいないだろうと思っては、それはその頃の自分に会いたくないだけだった。

 

その頃の自分に戻るのが怖かった。

 

 

お手紙が届いた。

山梨に来るという彼女へ、私はよかったらお家へ泊まってね、と返事をした。

 

わたしはどんな顔して会うのかな。

夢を叶えるためにがんばっている彼女へ、私は顔向けできるような生き方をしてるのか、などと頭をよぎったのも、嘘ではなかった。

それはいつもの悪い癖。

 

それはちがうとすぐにわかる。

 

あの時のわたしもわたし

今のわたしもわたし

 

何も恥じることのない、わたし

小さくなることもなく、大きく見せることもない

 

そのままのわたし

 

そのままのわたしで、彼女に会ってみたかった。

 

そして彼女と話がしたかった。

 

 

その日が来て、駅まで迎えに行く。

 

実際会ってしまえば

嬉しい再会で

 

ごはんを食べて、温泉に行って

それはそれは話も尽きず

それぞれのことや、ポロリと想いを打ち明けたり、ほろりはらり。こころが隣に座りあっているのを自然と感じた。

 

うれしかった。それぞれの月日を過ごし

知らないことの方が多いだろう私たちだけど

今、となり同士で、前を向いていた。

 

 

彼女はお風呂の帰りの車の中

あー、やっぱり変わらないね

来てよかった、とってもすてきだな〜

 

と言った。

 

 

わたしはおどろいた。

とても驚いた

彼女の知ってるころの私は、自分を小さく小さく見積もって、素敵だと思うことなど微塵もなく、劣等感のかたまりで、人と比べて落ち込む日々だったのだから。

 

気持ちを表に出すことなんて、ほとんどなかった気がするもの。

 

私は、今こころ穏やかに隣にいれるのは、自分が変わったからだと思ってたんだ。

小さい自分も大切に思えるようになったからだと。

比べること、競うこと、崇めること、卑下すること

全部やめて、今ここにいるからだと。

 

 

でも、

昔も今も、そのままだよ

て言われて、おどろいたんだ。

 

 

あのころ、自分のことも周りのこともよく見ずに、必死で背伸びして足つって、勝手にいじけてた。

 

なのに、いつも眩しいすてきな彼女は

今も昔も、私見てくれていて、なにも変わらないと言った。

 

自分が見えていないのは、自分だけだったのか。

逆かな、自分のことしか見てなかったのかもしれん。

 

あのころの偽りの自分(と思い込んでいた)を、例えば誰かがすてきと言ってくれても、受け入れることなく、より自分を責めた

 

それは私じゃない
何もわかってない、それはニセモノ

なんて、思っていたことを思い出す

 

だから

今までは、変わったね、と言われたかった。

変わらないね、は少々凹む言葉だった。

 

 

でも今

彼女の一言は、

じわじわと私のなにかを、溶かした

溶かしたと言うか、すでに溶けていたことに気づけた、というのかな

 

変わらない私にすてきだよ〜と言う、誰よりすてきな彼女の言葉。

大切に宝物にする。

 

もちろん、彼女も私も変わった。

 

うん。

でも、きっと変わらない。

あのころも、今も

 

私の真ん中。

彼女の真ん中。

 

悩み、もがき

涙を流したり、笑い飛ばしたりしながら

あきらめないで

ここで生きている仲間。

 

 

 

ありがとう。

ほんとうに会えてよかった。

 

 

 

あの時も、今も、私はちっぽけだ!!

でも、それがきっと、とてもでっかいんだ。

 

変わらない私にも、心からありがとう。

 

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振り返ると

一歩踏み出せば

すばらしい出会いに恵まれて

生きてきた

 

 

何かができることや

でっかい何か、成し遂げること

人より秀でた何か

 

勇気を出して得られたのは

そういうのじゃなくて

 

私にとっては、人との出会いなんだ

 

 

人にふれて、自分にふれて

感じるぜんぶが尊いものだと。

 

 

 

こころを開きたい、もっともっと。

 

もっともっと!

 

 

 

 

そう思った、4月のはじめの長い話。

そろそろ終わり。

 

 

 

 

母なる大地への祈り

わたしは体が冷たくて、固くて、繋がらなくて、痛くて、まっくらな世界を感じていた

 

ひとり違うところにいるような、体を感じられなくて、大地も感じられなくて、つめたくてどこにも繋がらない

 

そして、ただ、祈りの声が、太く低く出ていた

 

 

 

 

だいすきに自信喪失

 

だいすきに自信喪失

 

 

だいすきな人が、だいすきに自信喪失してるって言ってた

 

オーマイガーと思った

愛し愛され愛のかたまりの人がだいすきに自信喪失する

 

オーマイガーだ。

 

こんなにだいすきなのだから。

みんなみんな。

だいすきなのだから。

 

 

 

 

しばらくしてあーこれまでずっと私もだいすきに自信喪失で生きてきてたんだって思った。

こわくなって

不安で

守って

小さくなって

かたくなった

後ろを向いた

 

 

でも

 

だいすきを巡らせたい

だいすきに自信満々になりたい

からだいっぱいに全部受け取って

あふれるままに全部渡したい

 

それができたら、とてもしあわせだなぁ。

 

 

 

だからそれをする。

そう決めた。

自信満々じゃなくたって、だいすきはかわらない

うまくできないかもしれないけど、コツコツとそれをしようと思う。

 

めぐれめぐれ

 

心臓さんよ。

わたしは男女問わず、だいすきな人と話すときドキドキしてしまう

 

みんなもそうかもしれないけど

ドキドキして、普通に話せなくなる

 

相手の声色を気にしてしまって

頭が真っ白になって

うまく話せない

 

嫌われたくないとか、どこかで思ってて

嫌われる前提になっちゃって、

安心して話せない

相手がわたしを大切に思ってくれていても

わたしがこんなんだから

近づいてくれても近づけない

 

 

それが嫌で嫌で嫌で

ビクビクするのが嫌でしかたなかった

 

ふつうにコミュニケーションとりたい

 

あっけらかんとコミュニケーションとりたい

 

こんな自分がいやだった

 

 

 

でも、それはだいすきな証拠だから

怖いのはだいすきな証拠

イヤイヤ言う前に、だいすきな証拠だからってことをひとまず受け入れようと思う

 

そして、少しずつ落ち着いて

素直にそこにいること

 

目をそらさないで逃げないで

素直に愛を表現することをしよう

 

 

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おはよう

例えばまくらを外すとか

首元にたるんだパジャマのフードをどかすとか

足首をくるりとあっちに向けるとか

 

 

そういう小さなことが

朝の目覚めを気持ちよくしてくれる

 

もっといえば

それが

人ひとりの1日を変える

 

気づかないような小さな不快にきづく

気づかないようなささやかな快を大切にする

 

朝の目覚めがいい

それだけで

こんなにおおきく1日が

 

 

なんてことない

小さなことが

幸せにつながる

 

 

夜の空気

今、月を見てる

 

白い息がでるけど

とてもきもちがいい

 

手がしんしん寒いけど、心はあったかい

 

 

ぐるぐるとあてもなく、

行き場もなくよどんでた体の中に

冷たい空気と

友だちの優しい何かがはいって来た

 

 

 

 

走った!走りたくなった

きもちがいい

 

うん、体がよろこんだ

 

でもクロックスは走りにくい

笑う

 

 

 

 

よし、帰ってお風呂に入って寝よう

 

 

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ひとつずつ

目の前のひとつひとつに

感謝をすること

 

 

おやすみなさい